なぜ小笠原に図書館がないの?11
2007年09月02日/ 組合の話題

図書館サービスについては指定管理者を懸念する声が多いのをご存知ないのでしょうか?
文部科学省 (生涯学習政策局社会教育課)
「これからの図書館の在り方検討協力者会議」(第7回)議事要旨
平成17年3月24日(木曜日)より抜粋
「4 これからの図書館サービス実現のための必要な取組(1)〜(5)」について
○副主査
直営の方が円滑な運営ができるという意見があり,行政の他の部局との連携もおそらく直営の方が指定管理者制度よりも効率的だろう。
○委員
一般には確かに様々な選択肢があって,現状維持ならもっと安くできるのではないかという議論がある。
安いだけの指定管理者や外部委託では,ここで言っているレベルの図書館を実現するのはかなり困難ではないかという表現は可能ではないか。
○委員
究極的に図書館の機能を最大限に発揮するにはどちらがよいかという観点で見たら,直営だと思う。自治体が図書館に対してどの程度のサービス,どういう機能を要求するか。現実の問題として,それを支えきれるだけの財政的,人的なものがあるか。様々な事を考えながら,最終的にはそれぞれで決めていかなければいけない。集中的に変えていこうとする場合に,誰が,必要なものを的確に拾い上げて,政策や事業として取り組んでいくのか。教育委員会の担当者にできるだろうか。それができるのが直営である。館長や職員がしっかりとニーズを捕まえて事業化して予算要求ができれば,最大限の機能を発揮する。そういう意味では直営が望ましい。
(参照)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/yousi/05092103.htm
☆写真は、ある日の寄贈本♪
Posted by おがししょ at 16:59│Comments(0)
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