放射性物質、海に半分以上 約10日で地球一周、気象研

2011年11月29日/ 大切なこと

放射性物質、海に半分以上 約10日で地球一周、気象研
福島原発事故で放出された放射性物質は約10日でほぼ地球を一周し、その結果として半分以上が海洋に落下したとするシミュレーションを、気象庁気象研究所などが16日までにまとめた。(図は同研究所提供)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1116&f=national_1116_248.shtml&pt=large
 より引用



3月20日、福島第1原発から出た放射性物質が太平洋を横断し拡散するシミュレーション図(気象研究所の田中泰宙・主任研究官提供)

 東京電力福島第1原発事故で大気中に放出された放射性物質は太平洋を横断して約10日でほぼ地球を一周し、その結果として半分以上が海洋に落下したとするシミュレーション結果を、気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが16日までにまとめた。
 放射性物質のうち、特に放射性セシウムは4月までに70~80%が海に落ち、陸地に降ったセシウムは3割程度と推定されるという。
 チームの田中泰宙・気象研主任研究官は「福島原発は日本の東の端にあり、3~4月は偏西風で運ばれるため陸地に落ちる量は少なめで済んだ。しかし海洋はその分、汚染されたはずだ」としている。
2011年11月16日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/2011111601000947.htm より引用

海の潮の流れより、とっくの前に、
空では地球一周 ・ ・ ・  
小笠原の真上にも、やっぱり放射能の「見えない雲」が流れて来ていたようだ

あの頃、テレビでは「安全です」「不安を煽らない」「風評被害」系の言葉が繰り返され、
遠く海外でヨウ素を買い求めるため薬局に殺到する人々を「放射能恐怖症」呼ばわりしていた

日本が、今頃になってシミュレーション図を出しても間に合わない
小笠原は、ちょうどこの図の時、事故直後の高濃度放射能の「見えない雲」の下になっていたみたいだ
今年前半の記録的少雨が幸いして、奇跡的にもホットスポットは免れただけかもしれない



福島第一セシウム、カムチャツカ沖の深海5千Mまで到達
 東京電力福島第一原発から出た放射性セシウムが事故から約1カ月後に、2千キロ離れた深海5千メートル地点まで到達していたことが、海洋研究開発機構の観測でわかった。大気中のセシウムが海に落ち、プランクトンの死骸などに付着して沈んだようだ。20日、都内で開かれた報告会で発表された。
 同機構は4月18~30日、福島から2千キロ離れたカムチャツカ半島沖と、1千キロ離れた小笠原列島沖の深海5千メートルで、プランクトンの死骸や砂などからなる1ミリ以下の粒子「マリンスノー」を採取して分析した。この結果、両地点でセシウムを検出した。セシウム137と134の比率などから、原発から出たものと判断された。濃度は解析中という。海洋中の放射性物質は、海流のほか、様々なルートで移動、拡散している実態が裏付けられた。(瀬川茂子)  2011年11月20日
http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY201111200270.html より引用

そして、既に4月には、福島から2千キロ離れたカムチャツカ半島沖と、1千キロ離れた小笠原列島沖の深海5千メートルに福島第一セシウムが来ていたなんて、怖ろしい
見えない、無味無臭、でも死の灰 ・ ・ ・




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Posted by おがししょ at 21:43│Comments(0)
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