黒い雨　：　降雨地域の５倍拡大を

2010年08月07日/ 大切なこと

あの日、きのこ雲の下で
原爆投下直後、広島の上空を覆った「きのこ雲」。それから６５年が経っても、その大きさや範囲は、はっきりと分かっていなかった。いま、新たな資料や最新の科学によって、その全容を解明しようという研究が広島で始まっている。浮かび上がってきたのは従来の想定をはるかに超える、巨大な雲の実像だった。きのこ雲から降った“黒い雨”による被害に苦しむ人々は、救済を拒み続けてきた国に対する訴えを強めている。

＞＞もはや、従来の降雨地域の範囲にとどまっているんだという国の主張は、根本から覆されてしまったと思っていいと思うんですね。そのような過少評価の立場を転換をして、高齢となった被爆者、黒い雨の人たちに寄り添う施策に大胆に踏み込んでほしい、と思うことが１つです。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2926　より引用


黒い雨：降雨地域の５倍拡大を厚労相に要望　広島市など
　米軍が広島へ原爆を投下した後に放射性物質を含む「黒い雨」が降ったとして国が被爆者援護の対象に指定する地域について、広島市と広島県などは１２日、現行の約５倍に拡大するよう長妻昭厚生労働相に要望した。同市が０８年に被爆者ら２万７０００人に実施したアンケートなどから、黒い雨が降った地域は現在国が認めている地域より広く直径約４０キロの円状になると推定されたため。これらの地域で黒い雨を浴びた人に被爆者援護法に基づく無料健康診断など「被爆者」としての援護を求める。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100713k0000m040085000c.html　より引用

黒い雨を浴び、長年原爆症に苦しみ抜いて、
尚も指定地域外ということで援護されない被爆者の方々。
巨大な黒い雲の全容が、調査や科学によって明らかにされてきた、とのこと。
６５年もの苦しみ、理不尽、不条理・・・

片や、

【所在不明高齢者】東京都、１１３歳女性に遺族年金を５０年間払う
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100804/wlf1008041245007-n1.htm

相次ぐ高齢者所在不明　年金支給、死亡などの異動届なければ継続
http://www.shinmai.co.jp/news/20100806/KT100805FTI090034000022.htm


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Posted by おがししょ at 00:16│Comments(0)
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