小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

2008年03月23日/ 組合の話題

4月から、ちびっこクラブ(小笠原村社会福祉協議会)が、隣の子ども図書室(小笠原村教育委員会)の部屋も使うようになるため、子ども図書室はどかせられます。
子ども図書室の移転先として、指定管理者(小笠原村社会福祉協議会)が用意したのは・・・、福祉団体室2(ヘルストロンが置いてあった部屋)です。
狭く、使いにくく、危険で、入りきらない図書資料は、分けて別の部屋に置かなくてはならない。
毎日、図書室を運営している司書たちにとっては考えられないような、およそ子ども図書室に相応しくない部屋です。
ガ-ン



参照・・・コンプライアンスじゃない! 6 (2007年12月10日)

コンクリートに囲まれた閉鎖的な部屋。
住民検診のときは、婦人科子宮ガン検診に使われる部屋です。
子ども図書室になっても、絵本・児童書に囲まれて子宮ガン検診を受けなければならないようです・・・がーん
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

中の様子は、ドアからしか、うかがえません。その上、書架の配置で死角が多くなるでしょう。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

大きな窓は、中庭がせめてもの気持ちの救いかな・・・と思ったら、壁面が少なく資料収容量を増やすため、窓に書架を設置するようです。
まるで牢獄になりそうで、図書室環境として劣悪そうで心配です。
窓に設置した書架の、資料の強烈な紫外線劣化も心配です。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

以前は、ずーっとヘルストロンのイスやマッサージ器などが、置かれていました。
入り口方面を見ると、右側に押入れと洗面台がデーンとあり、書架の設置は左側面が主となりそうです。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

押入れと段差。
段差があるため、乳幼児は危ないので、小学生向きの本を置く? 
(その前2/8は、「小学生の本は、小学校図書室があるから大丈夫。」と言い、乳幼児向きだったはず。)
子ども図書室用の部屋ではないので、危険な要因がいろいろありそうです。
じゃあ、乳幼児の本は・・・?
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

子ども図書室内に洗面台があるなんて・・・びっくり!
図書資料にとって、水は致命傷になります。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

2月頃、ヘルストロンのイスは移動され、今はほぼ空っぽです。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

収容できない子ども図書資料は、隣のボランティアルーム(小笠原村社会福祉協議会)の壁面に書架を設置するようです。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・

しかし、図書室の環境とボランティアルーム(小笠原村社会福祉協議会)の環境は、騒音・不用品売り場・目的等で正反対のものです。
小笠原社協が用意した、子ども図書室の移転先は・・・


ちびっこクラブのために、子ども図書室が移動するのに
同じ子どものためのサービスの縮小・低下は、無責任過ぎます。
第一、図書室のことなのに、毎日の図書室を運営している司書の意見を訊かないのは、おかしいです。


サービスの低下・懸念されること。
1.子ども図書室の面積の縮小、段差・収容し難い等の環境の悪化。
2.新子ども図書室(福祉団体室2)が、離れている上、部屋の見通しの悪い造りで、子どもの安全が守れない。
3.ボランティアルームを併用すると・・・壁の書架の本が、不用品の売り物と区別がつかなくゴチャゴチャになる可能性大。(今でも紛れてしまうことが時々ある)
騒音・図書資料を閲覧するのに相応しくない環境。




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Posted by おがししょ at 12:25│Comments(0)
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