「知る自由(知る権利)」の危機、国立国会図書館の承認も

おがししょ

2013年03月04日 19:49



 図書館なら当たり前でも、図書室で国立国会図書館の承認をもらったのは珍しいことだと思います。
「国立国会図書館にある本を読みたい」との希望に応えて、準備して半年がかりで漕ぎ着けました。
貴重な本なので、かなりの制約がある閲覧ですので大変ですが、希望があれば可能です。
蔵書数3万5千冊、規則等が審査を通り、閲覧室事務室等の総面積は狭くて厳しかったのですが、
決め手は「司書が2人いる」での承認ということでした。

それも指定管理者になれば全て終わり、「知る自由(知る権利)」は守られません。


 図書館は人々の「知る自由(知る権利)」を保障するための機関として、資料・情報を収集・整理し、それを人びとに提供する専門サービス業です。

 「やりたくないけど、頼まれたから仕方なくやるんだ」「マニュアルがあればその通りやる」と公言しているそうですが、専門知識もなくやる気もない社協が、副業にできるような仕事ではありません。

一体何を基に図書館サービスをしようというのか?
選書、除籍、配架、レファレンス、図書館間協力等、どれも知識と経験と研修を重ねて成立するものです。
見栄えが良く、人気の本を集めた無料貸本屋だったら、できるかもしれません。

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