放火・盗難事件 私の感じたこと・・

おがししょ

2007年12月15日 20:51

11/11のおがさわら丸の事件後、私は何度も小笠原海運のHPをチェックしました。
事件のことで、何か載っているのでは?
と思ったからです。
でも、何日経っても何回チェックしても、事件に関しては一言も書いてありませんでした

その日、「おがさわら丸」に乗り合わせた人はもちろん、村民や小笠原の関係者は皆不安や不愉快な思いを持っていたのではないでしょうか。
おがさわら丸を運行する小笠原海運は当然、事件に関しての事情の説明・迷惑をかけた乗客他関係者への謝罪・事件再発防止への対策・・を公にする責任があると考えます。

そんな企業責任に対する考えの甘さを感じていたさ中にこんなニュースが入ってきました。
小笠原新聞社のホームページより
NEw (2007年12月15日)

 村議会「総務委員会」             

  「おがさわら丸」運賃改正は 1.700円(片道)----海運妥協案提示
   来年4月から実施----海運、小笠原村で合意の方向  
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 14日開かれた村議会「総務委員会」(大澤彰委員長)では、定期船「おがさわら丸」運賃料金値上げに関する議論がされ、先月27日に森下一男村長、佐々木幸美議長、大澤彰総務委員長らが上京し、小笠原海運側と会談を行った。

 席上、海運側から「赤字軽減のために内部努力をしているが、それによって吸収する限界を超えているので調整金を加算する意向であることに変わりない」としながらも、当初3.000円(片道)程度の値上げを、妥協案として1.700円(片道)程度の値上げの線を提示。小笠原村側との話が進められた。

 森下村長は、最終案をもって再度上京し、小笠原海運鮫島宗男社長と会談を予定。最終的には、1月中旬には調整金導入を受入れる方針だ。なを、相互の意見の合意を見れば改正運賃は来年4月から実施される。

  ※・調整金(原油の上げ幅に応じた船賃)
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折からの原油価格高騰で、やむをえないと思う方もいるかと思いますが、これで利用客の理解は得られるでしょうか・・・
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