なぜ図書室に図書館司書がいる?その2
「おがししょ2」の場合
入学準備編
「2」が資格を取った事情は、「1」とはかなり違います。
福祉センターができる前に父島村民会館に図書室があった頃、子供を「ちびっ子クラブ」に預けている時間を利用して、「
図書ボランティア」に参加してました。
その後、福祉センターに移ってからも「
図書ボランティア」に参加していた縁で「
図書受付」の臨時職員の仕事に誘われました。
当時の私は
熱く意欲が有り余っていて、図書室の仕事を「
もっとああしたい」「
ここは、こうしたほうが良いと思う」と、生意気なことばかり「1」に持ち掛けてました。
でも、そんな私を「1」は「
ここの図書室の全体が見えているのは私だけ。そういうことを言うならまず司書の資格を取ってから」と、たしなめました。
もともと負けん気も強かったので、「
そんなに言うなら、私だって司書の資格を取ってやる!あの人にできて私にできないはずがない」と、鼻息も荒く大学の通信講座を受講することを決めました。
受講する大学を探し、問い合わせをしたら「
今からなら今年度後期の入学に間に合います」と言われたので、それから書類を整えるべく20年近く前に卒業した出身校に卒業証書などを発行してもらったり、本籍地の役所から戸籍を取り寄せたり・・。
陸続きの場所でもけっこうめんどうなことですが、郵便が6日に一度しか届かない離島にいるとさらに大変
いろいろな人に融通を利かせてもらったり無理を言ったりして、やっと入学が認められ、勉強を始めることができました。
この続きはまた明日
(写真は定期船おがさわら丸の見送り風景)
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